東京都在住 男性 

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東京都在住 男性
依頼内容:遺品整理 清掃代行

1人で暮らしていた母の家を遺品整理と清掃代行を依頼しました。

私が中学2年生の頃に父が失踪してしまい、そこから母と2人での生活が始まりました。

突然の母子家庭になってしまった事を不自由と思わせたくなかったようで、母は朝から晩まで働き詰めでした。
小さい頃から母が苦労している姿をずっと見てきたので、迷惑と心配だけは掛けたくないと思っていました。

母がホントに必死になって育ててくれたお陰で高校3年間は勉学に励む事ができ、無事に高校も卒業できました。
ホントは大学に進学したかったですが、これ以上、母に負担を掛けたくない気持ちが勝って、進学は諦めて就職する事にしました。

これで少しでも母の負担を軽減できると思い、社会人になって毎日、社会の荒波に揉まれて目まぐるしい毎日を過ごしていました。

初任給で今まで手塩に掛けて育ててくれた母に、感謝の気持ち伝えたくて、ブランド物の財布をプレゼントしました。
いつもボロボロの財布を使っていた母でしたが、涙ながらに喜んでくれて大切に使うね。って言ってくれました。

それからは生活費の足しになるように母のサポートを毎月していきました。就職してから時が過ぎるのが、とても早く気が付いたら就職して6年近く経っていました。

仕事も順調で今までの営業実績と勤務態度が評価されて来季から始まる新しい事業のメンバーに課長として抜擢されました。
新規事業の立ち上げもあり、普段よりも帰宅する時間が遅かったりしていました。

そんなある日、普段は電話してこない親戚の叔父さんから電話を貰って嫌な胸騒ぎがしました。
母が家の玄関先で倒れていたよう居たようです。

近所の人が発見がしてくれたのですが時すでに遅かったみたいです。
叔父さんから電話を貰って、すぐに駆け付けたのですが時すでに遅く…優しい笑顔の母はいませんでした。

ここまで女手1つで育ててくれた母に感謝しかありませんでしたが、後悔ばかり浮かんできました。叔父さん達の計らいがあり、この日は仕事を休んで穴を開けてしまったのですぐに戻りました。

葬儀の準備なども叔父さん夫婦が段取りをやってくれたので助かりました。
母の葬儀も終わり、お叔父さん夫婦と母が住んでいた家に訪れて家の片付けをどうするか話し合いをしました。

叔父さん夫婦も若くないですし、僕がこっちに住んでいなかったので葬儀の準備など全てやってくれました。
疲れ切ってる顔も見ていたので、もうこれ以上は叔父さん夫婦に頼りたくない気持ちもありました。

自分で何とかしようと思ったけど、車の母親名義のモノを処分するには、どうすれば良いか分かりませんでした。

僕も仕事があるので日にちを掛けることができないので悩んでいた時に、葬儀にも参列してくれた上司の人が遺品整理を代行してもらった事があるのを思い出し、相談してみました。

その上司の人は入社当時から可愛がってくれている人で何かあるといつも助け舟を出してくれる人でした。

今でも家の事やトラブルなどがあると相談して解決してもらっているみたいで何年もお付き合いがあるようでした。
会社名と電話番号を教えてもらい、すぐに電話をして相談をしました。

とても丁寧な対応で話を聞いてくれて、こちらの状況と片付ける内容をお伝えし、一度面談をする日時を決めました丁寧な対応をしてくれた、担当者さんがわざわざ足を運んで来てくれました。面談させて頂いて、日にちや母親の名義になっているモノを確認してくださり、作業内容や料金のプランを教えてくれ依頼をしました。

当日は朝から仕事でいけなかったですが、作業が終わる2時間前に到着ができ、ほとんど終わっていました。

母と2人で暮らしていた思い出のいえでしたが、これでお別れになってしまう思うと、込み上げてくる物がありました感慨深い思いをしている時に担当者さんから、『大切にしまってありました。』1つ箱を渡されました。

何かと思い開けてみたら初任給でプレゼントしたお財布でした。

ボロボロになるまで使っていたみたいで、小銭が入る所には穴があいてました。
縫った後やボンドで留めた後があって手直しをしながら、ここまで大切に使っていた母に驚きました。

手紙も一緒にあったようで面談時の思い出話をしっかり覚えててくれた担当者の計らいとお気持ちが素敵でした。
ここの会社に依頼してよかったです。

また何か相談したい事があったら電話します。

ホントに有り難うございました。

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